AirTagはなぜ必要か?
以前の記事でも書きましたが、保護犬の逸走が頻発しています。生きて会えれば奇跡。自動車事故、列車事故で亡くなる子が後を絶ちません。本当に悲しいことです。
人間のルーズさによって生み出され、仲間と引き離され、捕獲され、知らない場所に連れてこられ、挙句の果てに人間の監督不行き届きで命まで奪われてしまう。最大の被害者は言うまでもなく逸走した犬です。自分自身も我が子を逸走させてしまうリスクがあることを棚に上げて、どこまで人間は身勝手なのだろうと逸走させてしまうオーナーに強い憤りを覚えます。
ダブルリードを装着する、首輪やハーネスが抜けないように体にピッタリとフィットさせる、呼び戻しのトレーニングをする、などなど、、、。上記は最低限、日々当たり前に愛犬の生涯に渡ってやり続けなければならないことですが、最終的には愛犬の意識が常にオーナーに向いていることが重要(正確には愛犬がオーナーに意識をどんなときにも向けられるように、オーナー自身が愛犬に常に気配りすることこそが重要)で、それこそが信頼関係の構築なのだと思います。例えば予期せぬハプニングにより愛犬がパニックに陥りそうなほんの一瞬の前兆の段階で、オーナーが愛犬に声掛けすることより愛犬が我に返り、安心できる。そんな関係性を日々構築していきたいですし、愛犬の命を守れるのはオーナーだけという意識を常に持たなければなりません。
それでも、人間ですから、ほんの一瞬の隙は必ず誰にでもできるものだと思います。そんな時のためにAirTagをおすすめします。実は、我が子をお迎えしたときに犬とAirTagについての記事を一通り読みましたが、その時はほとんどの記事に犬にAirTagは役に立たないと書かれていました。
ですが、その後、🐶友さんがお散歩中に逸走してしまった時、AirTagで居場所が把握できたことにより、1時間未満で無事に保護できたこと。私が出張中に保育園に我が子🐶を姉に迎えに行ってもらった時にAirTagが動いている様子を道中ずっと新幹線で観察していたところ、確認画面でAirTagが家までの経路を移動していたこと(教えた道と違うルートで帰っていたことも分かりました)から、居場所を特定するために役に立つことを確認できました。(ただし、次のメカニズムの項目で記載しますが、AirTagが機能しないエリアもありますので、その際はGPSをお勧めします)
AirTagのメカニズム
AirTagはアップル社から2021年に鍵やバッグの紛失防止アイテムとして発売されました。ということは、どこかに留まっているモノの場所を特定する機能として開発されていますので、常に移動する動物の居場所特定を前提とはしていません。
公式サイトによると、以下の説明があります。
あなたのAirTagは、近くにある「探す」ネットワーク上のデバイスが検知できるように、安全なBluetooth信号を送信します。すると、信号を受け取ったデバイスは、AirTagの位置情報をiCloudに送信。あなたは「探す」アプリを開いてマップ上で確認できるというわけです。このプロセスは完全に匿名で行われ、情報は暗号化されるので、あなたのプライバシーは守られたまま。効率も良いので、バッテリー残量やデータ使用量を心配する必要はありません。
近くにある「探す」ネットワークって何だよ?って話しですね。ここについては公式サイトに、以下の説明がありました。
「探す」ネットワークは、無数の Apple 製デバイスからなる匿名の暗号化ネットワークで、探し物の捜索に役立てられます。オフラインでも見つけ出せます。近くにあるデバイスが、紛失したデバイスの位置情報を iCloud に安全に送信してくれるので、「探す」でどこにあるか見つけることができます。手伝ってくれる全員のプライバシーを守るため、すべてが匿名で、暗号化されます。
要するに、
①自分のAirTagが発したBluetoothを自分以外の周囲にあるアップル製のデバイス(よそ様)が受信する。
②よそ様の位置情報(GPS)がクラウド上にアップロードされる。
③①で紐づいたよそ様のデバイスの位置情報を統合して自分のiPhoneに返す。
という仕組みのようです。イメージにしてみました。

上記のシステムにおいては、以下の状況では機能しないということになります。
- iPhone以外のアンドロイドなどのスマホ。
- アップルデバイスを持った人が周囲にいない状況。
- GPSが機能しない場所(地下、トンネル、高層ビルの間、木が密集した場所など)
また、クラウド上で複数デバイスの位置情報を統合するため、完全リアルタイムの反映は難しく、タイムラグが生じることも念頭に置かなければなりません。
これを前提に考えると、上記の特殊な状況以外ではAirTagは使えそうだということになります。
AirTagの実際の見え方
実際に「iPhoneを探す」アプリでどのようにAirTagの在り処が見えるのか?が一番気になるところだと思いますので、実際に「iPhoneを探す」のアプリを開いた画面のMapをお見せしたいと思います。

私はAirTagを2つ持っています。
1つ目は愛犬(ヒメ)用に購入したものの、意図せずトランクルームに他の荷物と一緒に預けてしまいました💦(実はこれをトランクルームに預けてしまったことを、iPhoneを探すの機能で知りました!)
そして2つ目は常に愛犬の首輪に着けているものです。
上のMapで「おヒメの居場所」として私のiPhoneから44㎞離れた東京に🐶マークがあるのが、トランクルームにある1つ目のAirTagです。
そして、2つ目のAirTagは「ヒメ②」として藤沢、鎌倉付近に❤マークがあるものです。
これがどの程度正確なのか?気になるところですよね。
トランクルームの🐶AirTagのMapをズームアップしていきたいと思います。👀

どうやら湾岸エリアにありそうですね。でもまだまだ解像度が荒い。
もっとズームアップしてみます。👀

湾岸エリアのどの辺りにあるのかが、何となく分かってきました。
もう少しズームアップしていきたいと思います。👀

お!越中島通り沿いにある倉庫のようです!
これをもっとズームアップしてみたいと思います。👀

倉庫はとても大きく、その倉庫の越中島通り沿い入口付近にあるようですね。
いかがでしたか?
どの程度正確なの?
実は、上の最後の画像の正確さについては個人的には多少ずれている可能性があると思っています。なぜならヒメ②のMapの場所を確認すると、ヒメが室内にいる実際の場所から15mほどずれているからです。Mapの❤がある道を隔てた建物の矢印のポイントが実際の居場所です。

上記の通り、愛犬が逸走した場合、大体の居場所特定には役に立ちそう。でも数メートルのズレはあるかも?というのが結論です。※
ですが、愛犬が逸走してしまった時、まったく手がかりのない中、広範囲に捜索することを考えると、居場所のエリアを上記のような粒度で絞り込めれば、とても効率的に短時間で捜索ができると思います。・・・なにより時間が経てば経つほど🐶の行動範囲が広がり、命取りになるので。
※もちろんAirtagにある程度近づいたら正確な位置を探る機能もあります。
こんなところもAirTagをおすすめする理由。
AirTagをおすすめしたい理由は他にもあります。
それは、以下の2つです。
1.充電不要で、購入してセットしてから約1年間は何もせず、そのまま使用できること
2.「iPhoneを探す」のアプリと連動させるだけなので、月額使用料などもなく、わずか4千円程度の本体価格だけがコスト。
GPSもありますが、月額利用料が発生するサービスがほとんどだと思います。
また、AirTagの電池が切れてしまっても、標準的な3V CR2032リチウムコイン電池を交換するだけだそうです。
いかがでしたか。
ほんの4千円ちょっとで万が一の時の安心材料が手に入れられるのであれば、とてもリーズナブルだと思います。
ただし、AirTagは安全を保障するためのものではないことを忘れてはなりません。AirTagが必要な場面が来ないことが何より大切です!!!
ちなみにAirTagをつけてお散歩していても、いざという時にオーナーがiPhoneを手元にもっていなければ何の役にも立ちません。お散歩時には必ずiPhoneを携帯することもお忘れなく✋
AirTagの設定方法は公式サイトでご確認ください。
おまけ。
ちなみに愛犬にAirTagを装着する方法として、AirTagのカバーを首輪につける方法が一般的ですが、このカバーがクセモノで、今の商品にたどり着くまでいくつか試しました。
キーホルダータイプのぶら下がるタイプのものは、かなりの確率で遊んでいる時に外れて失くします。
また、AirTagを覆うカバーの幅が浅いものは、AirTag本体がカバーから飛び出して落とします。
たどり着いたのがこのタイプです。シリコンケースでAirTagを覆う面積が大きく飛び出ない。首輪にピッタリフィットし、首輪と装着するバンド面積が広いので頑丈。(冒頭の愛犬の写真でもつけているタイプです)
ご参考になれば。
※画像は販売サイトからお借りしています。



“万が一のお守り。逸走対策にAirTag装着のすすめ。”. への1件のコメント
[…] 今だから落ち着いて書けますが、実は「AirTag装着のすすめ」の記事を書いた後のことです。我が子が行方不明になりました。。。馴染の自宅近くの里山に朝のお散歩をした日、いつになく我が子はルンルンで、最後、尾根から森の広場に出る手前に人間の胸くらいの高さの崖があるのですが、いつもそこだけは抱っこで崖を登っていましたが、その時は声をかける間もなく、我が子は自信満々にすごい勢いで走って崖を登ってしまいました。・・・いや、正確には崖に登れず、崖に弾き返されて、その勢いで尾根から山の下へと転落していきました。 […]
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